2013年8月31日-尾瀬沼ビジターセンターより(薬になる植物①) |
■天気:晴れのち曇り ■気温:18.9℃(9時) 23.7℃(最高) 15.5℃(最低)
もう8月も終わりですね。残暑が続いていますが、ここ尾瀬は寒く、 ビジターセンターのスタッフはダウンジャケットを着用しています。 さて、今日は薬用になる花をご紹介します。
まずは今、見頃のオクトリカブトです。 猛毒で有名な植物ですが、漢方薬の材料となり、 生薬名は部位により附子(ブシ)または烏頭(ウズ)といいます。 その薬効は温める作用や鎮痛作用です。 勿論、減毒(修治)して使います。
次はミヤマセンキュウです。 和名、生薬名とも”川きゅう”といいます。血行改善、貧血に使われます。
オマケの植物です。 平地では雑草として至る所にありますが、この尾瀬にも外来種として沢山生育しています。 踏み付けに強く、道沿いが適地のオオバコ(大葉子)です。 この種子を車前子(シャゼンシ)といい、水分代謝の改善(利尿、鎮咳去痰など)に応用します。
担当:布施
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